日本でも大人気のお菓子、エクレア
フランスのお菓子というよりは日本のお菓子のひとつとして定着してしまっているのが「エクレア(eclair)」です。エクレアにはフランス語で「雷」あるいは「稲妻」といった意味がありますが、その由来は今ひとつはっきりしないようです。中には雷神が空を駆け抜けていったときに落とした糞によく似ているからという説などもあるようです。名前と同様にエクレアの起源にも諸説がありますが、フランスのシェフ・パティシエであるマリー=アントワーヌ・カレーム(Marie-Antoine careme 1784-1833)が作り始めたという説が最も有力のようです。アントワーヌ・カレームは「国王のシェフかつシェフの帝王」と呼ばれた人で、ナポレオンなども彼の料理を賞味したことが知られています。日本でも1927年の西条八十による童謡「お菓子と娘」の中に「エクレール」という言葉が出てきており、日本におけるエクレアの歴史はかなり古いと言うことができます。エクレアは細長く焼いたシューにホイップクリームやチョコレートクリーム、カスタードクリームなどを挟んだもので、ほとんどにはチョコレートのコーティングがかかっています。