お菓子についてのWebサイト「グルメの楽しみ」のアロス・コン・レチェ

 

どこか懐かしいお米のお菓子、アロス・コン・レチェ

私たち日本人にとっては「お米=ご飯」あるいは「お米=主食」というイメージが強いものですが、ヨーロッパなどではお米は野菜の一種、または食材のひとつといった扱いをされていることが多いものです。スペインの代表的なデザート「アロス・コン・レチェ(arroz con leche)」はお米をメインの材料にしたお菓子で、スペインでは好んで食べられています。お米をご飯以外の調理法で楽しみたいという人は、一度家庭で作ってみることをおすすめします。素朴でどこか懐かしい味はついついリピートしたくなるおいしさです。作り方は非常に簡単で、お米を5倍ほどの量のミルクとレモンの皮で煮込むだけというものです。お米は煮ている間に崩れてくれた方がいいので、弱火にかけたら絶えず木のスプーンなどでかき混ぜるようにします。お米が柔らかくなったら砂糖を適量加え、火を止めたら上からシナモンをふりかけます。アロス・コン・レチェは冷たくして食べても温かいままでもおいしいので、簡単な夕食が欲しい時などは作りたてのアロス・コン・レチェを食べるのも楽しいものです。このアロス・コン・レチェに卵の黄身を加えれば「アロス・エンペラトリス(arroz emperatriz)」が出来上がります。アロス・コン・レチェはスペインのお菓子ですが、ドイツやデンマーク、スウェーデンなどにも「ミルヒライス(milchreis)」と呼ばれる同様のお菓子があります。粘り気のある日本のお米はアロス・コン・レチェまたはミルヒライスを作るのにはぴったりです。