お菓子についてのWebサイト「グルメの楽しみ」のトリハス

 

スペインのフレンチトースト、トリハス

スペインの数あるお菓子の中でも特に有名なものとして「トリハス(torrijas)」を挙げることができます。トリハスはセマナサンタ(Semana Santa 聖週間)によく食べられるお菓子として知られており、セマナサンタが近づくと各家庭では独自のレシピでトリハスを作ります。トリハスはフレンチトーストのスペイン版といった趣がありますが、フライパンで焼くのではなくて油で揚げるところが若干違います。トリハスに使用するパンは1日か2日たって固くなった物の方がベターです。材料は固くなったフランスパン1本、卵3個、シナモンシュガーそしてオリーブオイルです。これ以外にパンを漬ける液には牛乳500ccと砂糖大さじ3杯、シナモンスティック1本、レモンまたはオレンジの皮をすりおろしたもの半個分が必要となります。まずパンを漬ける液に必要な材料をすべて鍋に入れ、弱火にかけて煮立ったら火から下ろして厚さ2センチ程度に切ったフランスパンを浸します。バットなどを使うとまんべんなく液が行き渡るようです。パンが十分に液を吸ったら溶き卵にくぐらせ、オリーブオイルで揚げた後、シナモンシュガーをまぶします。トリハスはかなりカロリーが高いお菓子ですので、たとえば休日のブランチなどとしていただくのにはぴったりです。トリハスを揚げた後、蜂蜜を水で割った液に漬けておくレシピなどもありますし、漬け液にキュラソー(オレンジのリキュール)を加えても風味のいいトリハスを作ることができます。